光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

ギャラリー

管理人が、新宿・渋谷から10km圏内の都心にある自宅付近から撮影した天体写真です。空の条件が良いところで撮ったものには到底かないませんし、管理人の腕も稚拙なものですが「都心からでもこのくらいは撮れるんだ」ということを知ってもらえればと思います。

天文現象

超新星 SN 2024gy

おとめ座にある系外銀河NGC4216に現れた超新星です。昨年M101に現れた超新星SN 2023ixfに引き続き、観測しやすい超新星ということで多くの観測が行われました。Ia型超新星ですが、典型的なものよりやや暗かったようです。2024年1月13日撮影。

超新星 SN 2023ixf

おおぐま座にある系外銀河M101に現れた超新星です。距離的に地球に近く季節的にも観望好機、かつ著名な系外銀河に現れたII型超新星ということで、世界中で多くの望遠鏡が向けられました。2023年5月24日撮影。

皆既月食&天王星食 2022年11月8日

皆既月食と天王星食が同時に起こる極めて珍しい現象が、2022年11月8日にありました。久しぶりに月食の全過程が観測できた上、天王星食も動画で捉えることができました。

超新星 SN2022hrs

おとめ座にある系外銀河NGC4647に現れた超新星です。季節的に見やすい天体中に現れたこと、明るさのピークとゴールデンウィークが重なったこともあり、多くの人が観測したようです。2022年5月3日撮影。

部分月食 2021年11月19日

食分0.975という非常に深い部分月食が、2021年11月19日にありました。ほぼ皆既月食と言っていい欠け具合で、影を縁取るターコイズフリンジもハッキリと観察できました。

プレアデス星団 M45と金星の接近

2020年4月3日、プレアデス星団ことM45と金星との大接近が夕空で見られました。およそ8年ごとに起こる現象です。プレアデス星団と金星の明るさの差が非常に大きいので、撮影は案外苦労しました。

部分日食 2019年1月6日

2016年3月9日以来3年ぶりとなる部分月食が、2019年1月6日にありました。終始、薄雲に邪魔されながらの観測になりましたが、食の最大付近の時間帯はほぼ晴れて、4割ほど欠けた太陽を収めることができました。

皆既月食 2018年1月31日

2015年4月4日以来3年ぶりとなる皆既月食が、2018年1月31日にありました。最終盤は雲に邪魔されましたが、まずまずの天気の中、ほぼ全経過を観察することができました。

「皆既月食」の欠け始め 2014年10月8日

2011年12月以来3年ぶりとなる皆既月食が、2014年10月8日にありました。宵のうちの現象ということで、一般の人も含めた観望には絶好の条件だったのですが、残念ながら都内の自宅からは厚い雲に阻まれ、欠け始めの正味3~40分ほどしかまともに観察できませんでした。

超新星 SN2014J

おおぐま座にある系外銀河M82に現れた超新星です。比較的明るい11等という明るさで発見されたこと、有名な天体中に現れたことなどから大きな注目を集めました。2014年1月25日撮影。

いるか座新星2013(いるか座V339星)

2013年8月14日に、新星・超新星捜索の第一人者である板垣公一氏により、いるか座で発見された新星です。最も明るい時で4.3等にまで達しました。新星が肉眼等級にまで明るくなるのは珍しく、位置的、時期的な見やすさも加味すると、条件としては1.7等まで達した1975年のはくちょう座新星以来38年ぶりの好機でした。2013年8月20日、25日、31日撮影。

金環日食 2012年5月21日

2012年5月21日、日本の太平洋沿いの広い範囲で金環日食が見られました。日本で金環日食が見られるのは1987年9月23日に沖縄で見られたもの以来25年ぶり、しかも東京をはじめ人口が密集している地域を通るということで大変注目を集めました。東京は雲が多く、見られるかどうかが危ぶまれましたが、日食の全過程は見られなかったものの、なんとか無事リング状になった太陽を捉えることができました。

皆既月食 2011年12月10日

2011年12月10日、皆既月食が全国で見られました。欠け始めから欠け終わりまでの全経過を見ることができ、しかもほぼ南中するころに皆既月食の最大となる大変好条件の月食でした。

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