部分日食 2019年1月6日
撮影日時 | 2019年1月6日10時5分 |
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撮影機材 | ビクセンED103S+SDフラットナーHD(D103mm, f811mm)、ビクセンSXD赤道儀 |
使用カメラ | Canon EOS Kiss X5 |
感度・露出時間 | ISO100、1/500秒 |
その他 | Baader Planetarium AstroSolar Safty Film(眼視用)で減光 |
2019年1月6日、久しぶりの部分日食が見られました。日本で部分日食が見られるのは2016年3月9日以来、約3年ぶりになります。とはいえ、その時の東京は雨にたたられ、東京で実際に見られた日食となると2012年5月21日の金環日食以来ということになります。
例年だと、1月のこの時期は冬型の気圧配置が最も強いころで、関東地方はきれいに晴れ渡ることが多いのですが、日食のあったこの日に限って曇りがちの天気。しかも太陽が見える南東の空ほど雲が多く、日食が始まったのちもしばしば厚い雲に観測を妨害されました。
しかし、日食が最大になる頃には一時的に雲が大幅に薄くなり、ほぼ最大に欠けた太陽をカメラに収めることができました。この時の食分は0.42。太陽の直径の約4割が欠けたことになります。太陽を隠す月の影を見ると、縁がギザギザしていて月面の地形を反映していることが分かります。