亜鈴状星雲 M27(惑星状星雲、こぎつね座)
撮影日時 | 2014年9月28日 |
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撮影機材 | セレストロン EdgeHD800+0.7×レデューサー(D203mm, f1400mm)、ビクセン SXP赤道儀 |
使用カメラ | Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3 |
ガイド鏡 | ミニボーグ60ED(D60mm, f350mm) |
オートガイダー | ZWO ASI120MM |
感度・露出時間 | ISO1600、120秒×16コマ |
備考 | IDAS/SEO LPS-P2-FFフィルター使用 |
こぎつね座にある大型の惑星状星雲 M27をEdgeHD800とレデューサーの組合せでクローズアップしてみました。この天体も以前ED103Sで撮影しています。視直径が大きい分、それなりにちゃんと写るのですが、それでも中心部のみトリミングが必須という感じなので、長焦点で狙ってみたかったのです。
出来上がりを見てみると、さすがは長焦点、かなりの迫力です。今回は惑星状星雲の色を自然な範囲で強調し、透明感を出すために、デジタル現像の段階で色彩強調マスクを使った上で、星雲の部分以外をマスクで覆ってさらに色彩の強調を行っています。
EdgeHD800でレデューサーを本格的に使うのは今回がほぼ初めてですが、さすがに周辺減光はそれなりに大きめ。また、非点収差なのか、周縁部の星像がわずかに流れたように写る傾向があるようです。それでもそう大きな像の乱れではないですし、F7にまで明るくなるので撮影難易度もだいぶ下がって便利かと思います。