光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

M14(球状星団、へびつかい座)

撮影日時 2024年5月11日
撮影機材 ビクセン ED103S+SDフラットナーHD(D103mm, f811mm)、ビクセン SXP赤道儀
使用カメラ ZWO ASI2600MC Pro
ガイド鏡 ペンシルボーグ(D25mm, f175mm)
オートガイダー ZWO ASI120MM
感度・露出時間 -10℃, Gain=300, 露出30秒×60コマ
備考 IDAS LPS-D1使用

へびつかい座にある球状星団です。一般に、球状星団はその名の通りきれいな球状をしているものが多いのですが、この星団はM19ほどではないにせよやや横長の楕円形に見えます。銀河中心からの距離が近いと、銀河核の潮汐力で歪んだ可能性が出てきますが、このM14の場合、銀河中心から約13000光年離れているので、そういうわけではないでしょう。球状星団の星の密集度を表す「シャプレー・ソーヤー集中度」はクラスVIII、地球からの距離は約30000光年です。

オリジナル画像

コンポジット&処理前の画像およびレベル調整のみ行った画像です。7.6等とやや暗いこともあってか、レベル調整前だと星団の姿はほとんど分かりません。

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