光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

M10(球状星団、へびつかい座)

撮影日時 2023年5月25日
撮影機材 ビクセン ED103S+SDフラットナーHD(D103mm, f811mm)、ビクセン SXP赤道儀
使用カメラ ZWO ASI2600MC Pro
ガイド鏡 ペンシルボーグ(D25mm, f175mm)
オートガイダー ZWO ASI120MM
感度・露出時間 -10℃, Gain=300, 露出30秒×48コマ
備考 IDAS LPS-D1使用

へびつかい座にある、明るい球状星団です。へびつかい座にはM9、M10、M12、M14、M19、M62、M107と全部で7つのメシエ天体である球状星団がありますが、それらの中でも最も立派なものの1つです。これは地球からの距離が14300光年と比較的近いためで、上記星団の中では最も地球に近いものになります。

今回は、星の色を飛ばさずかつ球状星団のツブツブ感を出すため、1回の露出時間を短くするとともに、BlurXterminatorによる処理も噛ませています。効果は絶大で、なかなか解像感高く仕上がったのではないかと思います。

オリジナル画像

コンポジット&処理前の画像です。わずか30秒の露出とはいえ、明るい星団ということもあって、この時点で3つの星に星団が囲まれている様子が分かります。

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