M12(球状星団、へびつかい座)
撮影日時 | 2013年6月9日 |
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撮影機材 | ビクセン ED103S(D103mm, f795mm)、ビクセン SXP赤道儀 |
使用カメラ | Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3 |
ガイド鏡 | アトム ガイドスコープ(D60mm, f540mm) |
オートガイダー | StarlightXpress Lodestar改 |
感度・露出時間 | ISO800、60秒×18コマ |
備考 | IDAS/SEO LPS-P2-FFフィルター使用、中央部をトリミング |
へびつかい座にある球状星団です。銀河の中心方向であるへびつかい座からさそり座、いて座にかけての領域には球状星団が数多くありますが、へびつかい座にもメシエ番号のついた球状星団が7つあります。M12はその中でも少し変わった雰囲気の球状星団です。
視直径は16分ほどで、球状星団としては中くらいの大きさと言えますが、星の密集度が比較的低めです。その違いはM92の写真と比べるとハッキリわかるでしょう。この密集度の低さのため、昔は散開星団と球状星団とのあいのこと考えられていたとのことです。
M13やM92と全く同じ条件で撮影、処理していますが、かなりつつましやかな印象です。もう少し露出を与えてもいいのかもしれませんが、そうすると今度は星の色を出しづらくなるのが難しいところ。一見、全部同じに見えてしまう球状星団の撮影も意外と奥が深そうです。