光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

上弦の月

撮影日時 2013年8月14日
撮影機材 ビクセンED103S(D103mm, f795mm)、ビクセンSXP赤道儀
使用カメラ ペンタックス K-5IIs
感度・露出時間 ISO200、1/60秒×16コマ
その他 AviStack2による画像処理

真夏に撮影した上弦の月です。実はこの前日に、おとめ座の1等星スピカが月に隠される「スピカ食」があったのですが、残念ながらその日は天気が悪く見られませんでした。代わりに翌日の月を撮ってみた次第。夏場は、太平洋高気圧に覆われて気流が安定していることが多く、撮影には最適と言われています。この日も気流はまずまずでした。

欠け際の中央付近には縦にプトレメウス(153km)、アルフォンスス(110km)、アルザッケル(97km)と3つの大クレーターが並んでいます。ここから南側は巨大クレーターが集中している地域で、望遠鏡で見ているとまったく飽きることがありません。

<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP