光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

らせん状星雲 NGC7293(惑星状星雲、みずがめ座)

撮影日時 2019年9月7日
撮影機材 ビクセン ED103S+SDフラットナーHD(D103mm, f811mm)、ビクセン SXP赤道儀
使用カメラ Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3
ガイド鏡 ペンシルボーグ(D25mm, f175mm)
オートガイダー ZWOptical ASI120MM
感度・露出時間 ISO200、900秒×6コマ
備考 IDAS Nebula Booster NB1フィルター使用

みずがめ座にある大型の惑星状星雲です。地球からの距離は約650光年と、私たちに最も近い惑星状星雲の1つで、見かけの大きさは満月の半分ほどにも達します。しかしながら、一般的な「惑星状星雲」の印象とは異なって大変淡く、また南中時でも高度が東京で30度ほどしかないため、大気の透明度や光害の影響を受けやすい難物です。

今回は、水素原子や酸素原子由来の輝線のみを通すNB1フィルターを用い、光害の影響をできるだけ排除したうえで撮影に臨みました。しかし淡いことに変わりはなく、また撮影中に雲の通過に悩まされたこともあり、画像処理は困難を極めました。もう少し露出を稼ぐことができれば、周辺の淡いガスも抽出できたのではないかと思います。

それでも「らせん状星雲」の愛称の元となったガスの構造や、「環状星雲」M57を大きくしたような姿、色合いを確認できたので、まずは良しとするべきでしょう。

オリジナル画像

コンポジット&処理前の画像です。像の淡さに比べてノイズ成分が相対的に多く、ここから見られるように仕上げていくのは大変困難です。せめて1コマ当たりの露出時間はもっと欲しいところです。

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