M95, M96, M105(系外銀河、しし座)
撮影日時 | 2013年2月11日 |
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撮影機材 | ビクセン ED103S+レデューサーED(D103mm, f533mm)、ビクセン SXD赤道儀 |
使用カメラ | Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3 |
ガイド鏡 | アトム ガイドスコープ(D60mm, f540mm) |
オートガイダー | StarlightXpress Lodestar改 |
感度・露出時間 | ISO800、90秒×15コマ |
備考 | IDAS/SEO LPS-P2-FFフィルター使用 |
春の夜空にはおとめ座方向を中心に数多くの銀河が見られますが、しし座にも小さな銀河群に属する銀河がいくつか見られます。M95とM96、M105は、近くのNGC3384、NGC3389などとともにそうした銀河の集団を形成しています。地球からは3千数百万光年離れています。
M95は棒渦巻銀河で、これを真上から見ている姿になります。写真では目玉のようなユーモラスな姿が確認できます。M96も棒渦巻銀河で、こちらは斜めから見た姿。M105は楕円銀河です。明るさはいずれも9~10等程度で、メシエ天体の中では暗い部類に入ります。
NGC3384はM105と同じ楕円銀河。明るさもわずかに暗い程度なので、M105を発見した時におそらく望遠鏡の同一視野に入っていたと思われるのですが、見逃されてしまったようです。NGC3389は渦巻銀河で、こちらはかなり暗く小さなものです。
これらの銀河はそれぞれ1度程度しか離れていないので、APS-Cのカメラなら、500mmほどの焦点距離でいっぺんに画角に収めることができます。