黒眼銀河 M64(系外銀河、かみのけ座)
撮影日時 | 2014年4月26日 |
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撮影機材 | セレストロン EdgeHD 800(D203mm, f2032mm)、ビクセン SXP赤道儀 |
使用カメラ | Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3 |
ガイド鏡 | ミニボーグ60ED(D60mm, f350mm) |
オートガイダー | ZWO ASI120MM |
感度・露出時間 | ISO1600、300秒×8コマ |
備考 | IDAS/SEO LPS-P2-FFフィルター使用 |
かみのけ座にある渦巻銀河です。その特徴はなんといっても中心核の手前に大きく広がる暗黒帯で、これが黒目のように見えることから「黒眼銀河」の愛称があります。地球からの距離が千数百万光年あるので見掛けの大きさは小さいですが、実際には「メシエ天体の中で2番目に大きな銀河」という説があるくらい大きな銀河です。
銀河周縁部は淡いですが、中央の暗黒帯は比較的容易に写ります。上の写真は、そもそもEdgeHD800のガイドシステム等を刷新した際に、「流れ」が発生しないかどうかを確認するためだけに撮影したものですが、これでも暗黒帯がはっきり写っています。