光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

土星 2014年4月26日

撮影日時 2014年4月26日
撮影機材 セレストロン EdgeHD800+Meade 3x TeleXtender(D203mm, f6096mm)、ビクセンSXP赤道儀
使用カメラ モノクロ:ZWOptical ASI120MM
カラー:ZWOptical ASI120MC
露出時間 モノクロ:約120秒, 約30fps
カラー:約120秒, 約15fps
その他 モノクロ:約3000フレームをAutostakkert!2でスタック後、Registax6でウェーブレット処理
カラー:約2000フレームをAutostakkert!2でスタック
得られたモノクロ、カラーの画像をステライメージ7でLRGB合成

2014年4月26日、動画カメラを用いて撮影した土星です。

この年の土星はてんびん座にあって、南中時でも高度が40度以下までしか上がらないという条件でした。シーイングの面からはあまり条件が良くない年ですが、この夜は移動性高気圧の影響で気流がかなり落ち着いていました。ディスプレイに映し出される土星もそれほど揺らぐことなく、シーイングの悪い日は苦労するピント合わせもスムーズに。

この好条件下で撮影したのが上の写真です。土星本体が輪に落とす影、一番内側のちりめん環(C環)から透けて見える土星本体など、なかなかシャープに写ってくれました。たった口径20cmの望遠鏡でここまで写るなんて、銀塩フィルムの時代にはおよそ考えられないことでした。いい時代になったものです。

しかし、よく見るとB環に本来ないはずの変な暗い筋が。おそらくは光軸がずれていたせいではないかと思われます。一応、撮影前に光軸合わせはやっているのですが、このとき使った拡大光学系は接続部が構造上ゆるみやすく、たぶん撮影中にこの拡大撮影系のガタによって光軸がずれてしまったのでしょう。

現在は、拡大光学系の構成を見直し、こうしたゆるみが発生しないよう改善しています。この改善後の光学系でどこまで写るか、早く試してみたいものです。

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