光害になんて負けたりしない!東京都心でもできる天体観測

オリオン大星雲 M42(散光星雲、オリオン座)

撮影日時 2012年10月21日
撮影機材 ビクセン ED103S+レデューサーED(D103mm, f533mm)、ビクセン SXD赤道儀
使用カメラ Canon EOS Kiss X5 SEO-SP3
ガイド鏡 アトム ガイドスコープ(D60mm, f540mm)
オートガイダー StarlightXpress Lodestar改
感度・露出時間 ISO800、90秒×17コマ
備考 IDAS/SEO LPS-P2-FFフィルター使用

前回撮影してからちょうど1年後、再びオリオン大星雲に挑戦してみました。

前回からの違いは、レデューサーを装着したこと、IRカットフィルターを除去したいわゆる「天文改造カメラ」を使ってしていること、光害カットフィルターを使っていること、オートガイダーを導入したこと、といったあたり。どこまで写るようになっているのか楽しみではありました。

上がその結果ですが、翼上に広がった部分の外側の淡い領域まで写っているのが分かります。また、オリオン大星雲の上方には、暗黒帯の形が走っている人の姿のように見えることから「ランニングマン星雲」の愛称がついているNGC1977という青っぽい散光星雲も写っています。1年前のものに比べると写りの良さは段違いで、画像処理が多少上達したとはいえ、機材の力は大きいようです。

逆に言えば、機材をそろえてちゃんと運用すれば、東京都心でもこの程度は比較的容易に撮れるということでもあります。

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